引目織りと双目織りの違い
引目織りと双目織りの違い
い草上敷きには何種類かの織り方がありまして、その中でも「引目織り」と「双目織り」が代表的になります。おまかせ工房でも表記はしていますが、そもそもこの「引目織り」「双目織り」ってそんなに違うものなのかが疑問になる人もいると思いますので、わかやすく解説をしておきます。
★双目織り(もろめおり)
これが「上敷き」の基本です。双目と書いて「もろめ」と読みます。
上敷きござは畳の上に敷く敷物、そこで畳とは違う織り方で織る、しかも、少しやわらかい。
この柔らかいという表現でもいいと思います。
素足で踏むとよくわかる。
★引目織り(ひきめおり)
これは畳表の織り方です。
強いのが特徴ですが、足の裏の感覚としては双目の方が心地良いかもしれません。
双目と引目はい草の本数が違います。
引目の方が多い。
ということは、同じ大きさであれば引目の方が本数が多いので、密だということ。
2割ぐらい本数を増やします。
どっちが良い悪いの話ではなくて、用途でしょうかね。
人が多く出入りする場所、集まる場所であれば引目織りがいいかもしれません。
普通の部屋であれば双目織り。
なんとなくイメージが出来ましたでしょうか。
温泉旅館などでも部屋に上敷きを敷きますが、この場合には引目織りが多いです。
このように人がすって歩く機会が多いところでは、強い織り方を求められることがしばしばありますので、目的に合わせて作られるといいと思います。
い草上敷きの専門店 おまかせ工房
http://www.rakuten.co.jp/omakase/
興味のある方は是非ご覧ください。
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